2016年8月10日水曜日

マグネシウム 重要な栄養素としての働き

マグネシウム 重要な栄養素としての働きと不足症状


マグネシウム

栄養素としてのマグネシウムは300種類以上の酵素反応に必要な補酵素としての役目があります。そのため人体のほとんど全ての代謝に必須という大変重要なミネラル栄養素です。また、カルシウムと密接に関与し、骨の健康を維持する効果もあります。

そのことから、マグネシウムは栄養機能食品として許可されており、サプリメントなどに認められている効果は下記です。

マグネシウムの栄養機能食品としての表示


  • マグネシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素です。
  • マグネシウムは、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要な栄養素です。
  • マグネシウムの1日の摂取量の上限は300mg 下限は75mgです。


この重要なマグネシウムですが人体では約59%が骨、40%が筋肉や軟組織、1%が細胞外液に存在していると言われます。マグネシウム量が減少すると骨に貯蔵されたマグネシウムが利用されてしまいマグネシウム不足になります。


マグネシウム不足



マグネシウムは、通常の食事をしている健康な人では不足しにくいはずですが、現在ではカルシウムの摂取量に対しての相対的なマグネシウム不足が重要視されています。マグネシウム摂取量はカルシウム摂取量の約半分が理想的と言われているのですが、現在の日本ではカルシウムばかり注目されているのでカルシウムの摂取量が増えたのにマグネシウムの摂取量が増えていないのです。


また牛乳もカルシウムが多くマグネシウムが不足しているので同じ問題を起こします。その結果カルシウムとマグネシウムのバランスが崩れてしまい、マグネシウムが不足しているのと同じことが起きています。また、食生活の偏りやジャンクフードの摂取でも不足することが考えられます。

マグネシウム不足の症状

骨粗鬆症、神経疾患、精神疾患、不整脈、心疾患、筋肉収縮異常などが起こることが知られています。



女性は妊娠・出産時には、赤ちゃんに自分の栄養であるミネラル類を与えていますので不足がちです。気をつけたほうが良いでしょう。


マグネシウムの過剰摂取


マグネシウムは排出されやすいミネラルのため過剰摂取は起こりにくいですが、腎臓機能が衰えていると排出され難くなるので注意が必要です。通常の食品からのマグネシウム摂取量については上限がないのですが、医薬品やサプリメントなどを大量に摂取した場合、おなかを壊す可能性もあるため、通常の食品以外からの摂取量については上限があります(成人350mg/日、小児5mg/kg体重/日)。

食品では豆類や魚介類、海藻類に多く含まれます。


マグネシウムのサプリメント

一般的な酸化マグネシウムは吸収率が5%と言われており、摂取してもあまりサプリメントとしては役立ちません。吸収率が高いマグネシウムはクエン酸マグネシウムやリンゴ酸マグネシウム(有機酸マグネシウム)、塩化マグネシウムです。

にがりも塩化マグネシウムですが、一般的に塩分(塩化ナトリウム)が高濃度で含まれますのでその点に注意が必要です。




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